内野聖陽さんとウィーン・ミュージカルがメインコンテンツ。その他のドラマや映画についてもこちらで。@小林りり子

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心の軋む音が聞こえるでしょう?
 またまたご無沙汰しておりました。

 さて、季節はすっかり冬らしくなりましたね。
 日本はどうなってしまうんだ、というような情勢の中(さっさと解散総選挙すべきだ)内野ドラマ再放送まつりが続いていますが、私としては今「誘惑」まつり。

 TBSチャンネルで今週から放送されている「誘惑」というドラマです。

 かれこれ20年前の作品ですが、当時、私はまだまだお子様だったのに、宇都宮隆(TM NETWORK)めあてに見ていた大人のドラマでございます。類い稀なる歌声と容貌を持ちながら、その才能は「歌う」ことだけに特化されていたようで、類い稀なる大根役者だったウツの奮闘を、ガキの私でさえ「今週は大丈夫なのだろうか……」と、毎週冷や汗をかきながら見守っておりました。

 現在のウツは、私の知らないうちにミュージカル「RENT」に出演したり(私がまだミュージカルに強烈な偏見を抱いていた時代だったので、これは悔しい。今なら絶対見に行くのに)、一昨年には音楽集団(?)Sound Horizonの「Moira」にレオンティウス王子役で出演したこともあって、今ではまあ、あの時よりは演技力も上がっているのかもしれません。

 しかしやっぱり、彼はあくまで「歌う人」なのであって、役者に完全シフトするのは無理だと思います。同じ例で思い出すのがマドンナで、彼女もはっきり言って役者としては大根(セリフが英語なのに大根だと分かる・笑)でした。
 そして、そのマドンナも、ミュージカル「EVITA」を経て歌唱力・演技力が向上したんですよねえ。ミュージカルって結構大きな分岐点になり得るんだなあ……
 内野さんもエリザ出て(色んな意味で)人生変わったし。

 まあとにかく、歌なしでの演技はキツいけど、歌があるだけで説得力が出ちゃう人……ウツはそういう人なので、「誘惑」では一番得意の武器(歌)を取り上げられたまま舞台に上がったようなもの。となると、違う武器が必要になってくる訳でして、それは、お色気だったのですね(笑)。

 しかし、ガキのファンに「いやん、ウツってセクシー。かっこいい、大人っぽい、いやらしい~」と悶絶させるよりも先に、
「何回録り直したんだろうこのシーン……」
 とか
「おいおいおい~、もうちょっと緊迫感のある声出せないの?」
「篠ひろ子様、ご迷惑をおかけします。FANKS一同より」

 と思わせるウツは……ある意味スゴイ。

 抱きしめて もう一度
 なんて 狂おしい誘惑……
(主題歌がまたいいんだな~)

 ◇

 あの頃のTBSは、思想的にはやっぱりTBS――T豚S――だったのかもしれない。けれど、ドラマは良質だった。間違いなく良質だった。
 今はもはや、滅亡を待つだけのゴミと化しています。
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