内野聖陽さんとウィーン・ミュージカルがメインコンテンツ。その他のドラマや映画についてもこちらで。@小林りり子

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風林火山(時代劇専門ch)1/18スタート
 風林火山、時代劇専門チャンネルで再放送スタートです!

 1/18(水)よりスタート
 毎週 月~金 11:00~/23:00~
 チャンネル初HDマスター

 しかし、このページの文章が熱い。
 内野さんのことを「暑苦しいぐらいに熱い」と言うけど、いやいやあなたも十分暑苦しい(笑)。

 風林火山以降の大河に何か恨みでもあるのかなぁ……?
 と思ってしまうぐらいに、思い入れを感じてしまいます。

 まあ実際、ここ最近は、お姫様が史実を無視してどこにでも出しゃばる「スイーツ大河」が流行のようだし、風林火山などという、暑苦しく濃い大河を好きだった人が物足りなくなる(というか呆れる)のは、必然だと思います。

 女が「戦は嫌い」と思うのは、いつの時代でも当たり前です。

 男だって嫌になる時があるでしょう。
 殺人癖があるような狂人以外は、誰だってそりゃあ「戦争したくない」と思うのが普通でしょう。

 遠征するのは面倒くさいし、兵に食わせる食糧のことも面倒くさいし、情報戦だってそれなりに対処しなければ遅れを取るし、私のようなズボラから考えたら面倒くさいことだらけ。

 しかも、勝負は時の運。絶対に得るものがあるとは限らない訳だし。
 だけど、そういう時代があったのは本当のことですからね。

 歴史がホームドラマということは、私は否定しません。
 私の愛する「独眼竜政宗」だって立派なホームドラマですよ、あれは。

 と言うか、ホームドラマになるのは当たり前なのですよ。

 武将の家、大名家の話なら必然的に親兄弟、妻、子供、家臣、その周辺と繋がっていくのは当たり前なのです。親、兄弟へのトラウマや家臣の裏切りとか、日常茶飯事。
 問題は、その描写の仕方にあるのです。 

 着物さえ着てりゃ時代劇だと思ってくれる、というのは甘いよね。

 現代劇と変わらない軽いセリフ、口調、抑揚のない言い方、音楽過剰の演出、ながら見でもそれなりに理解できるような適当な作り、起承転結の利いていない45分……

 私だったら、そんな大河は絶対見ないね。

 政宗だって風林火山だって、女が「戦は嫌だ」という場面はありますよ。
 それに、出しゃばる女もいるのよ、これが(笑)。
 しかし、お東の方の出しゃばりと昨今の姫様出しゃばりとは、いろんな意味で次元が違うような気がします。

 女が押さえつけられるなんて許せない!
 女はいつだって耐えるだけ! 
 男の餌にされるだけ! 

 というフェミニズム的視点を重視したいなら、戦国時代を選ぶな、と言いたくなる。

 政宗だって風林火山だって、そういう女たちの悲哀はしっかり描写できていたよ。それなのにどうして、今時の大河では必要以上にフェミニズムを押し出そうとするんだろう。

 私は女ですが、男と女にはやっぱり役割分担があるのは仕方ないと思っている。
 男の勝手な「理想の女」像を押し付けられるのは真っ平ですが、フェミ過剰の「美しくて強い、理想のヒロイン」像を一年間見せられるのもたまらなく嫌だ。

 何事もほどほどに。
 要するに、過剰なのはいけません。

 もし女が支配者であっても、そんな、女の視点で見てスッキリ爽快というような話にはならないと思うよ。
 そういう意味では、よしながふみの「大奥」は面白い作品ではないでしょうか。

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よしなが ふみ

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 脱線しまくりましたが、男は九割方が濃く暑苦しく――女も、問答無用で殺される農民、儚い姫、敵であった男の妻にされた母親、敵であった男を殺す女、凛とした正室、戦に翻弄される武士の娘、女間者、自己主張の激しい感情的な姫まで――よくもここまで揃えたという風林火山。

 女も十分楽しめる作品ですので、どうぞお見逃しなく。

 リアルタイムで一年間見た私、女である私が保証します。
 ただし、昨今の軽々しい大河の方がお好みという人にはお勧めしません。
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